【東京大学←長崎大学】仮面浪人の体験談!わざわざ東大に行く必要はない?

Eさん/女性の仮面浪人体験談!


仮面浪人中の志望大学:東京大学理学部

仮面浪人中の在籍大学:長崎大学環境科学部


仮面浪人で東大を目指した理由

私が仮面浪人で東大を目指したきっかけは、理学部と総合文化研究科で教授をされていた浅島誠先生の書籍に感動したことです。

浅島先生のもとで発生生物学を学びたいという強い思いから、東大に移りたいと考えるようになりました。

さらに、当時所属していた環境科学部には理系の学問に強い先生が少なく、他大学での学びを求める気持ちが高まりました。

大学院進学は考えていなかったので、学部での学びを目的に東大への転学を決意しました。

仮面浪人中の生活と勉強方法

毎朝1、2限は大学の講義に出席し、午後は大学の図書館で勉強するという日々を過ごしていました。

また、生活費を稼ぐために塾の講師として働き、一石二鳥で勉強時間と生活費を確保していました。

土日も図書館や近所のマクドナルドで勉強し、大学の講義はなるべく簡単に単位が取れることで有名なものを選んでいました。

センター試験用の教材は高校時代に使っていたものを再利用し、とにかく東大の過去問を解きまくりました。

仮面浪人の苦労と挑戦

友人たちには仮面浪人していることを打ち明けていたので、大学の講義やイベントで協力してもらうことができ、大きな困難はありませんでした。

しかし、飲み会が好きな友人が多く、毎週のように飲み会が開催されるのは辛かったです。

飲みすぎると翌日の勉強に支障をきたしてしまうため、それでも友人たちの応援と協力のおかげで最後までやり切ることができました。

夏休みには毎日のように図書館で勉強している同じ学部の女の子がいました。

彼女と話してみると、公認会計士の資格を取得するために毎日勉強していることがわかりました。

公認会計士の資格がどれほど難しいものか調べ、その努力に共感し、彼女と一緒に勉強するようになりました。

仮面浪人の結果は?

浅島先生の研究室を訪問する機会がありましたが、実際に見た研究室は私が想像していたものとは異なり、あまり学生もおらず暗い印象でした。

そのため、わざわざ仮面浪人して東大理学部に行く必要性を感じなくなりました。

最終的には、研究を続けたいという気持ちから京都大学の大学院に進学することにしました。

仮面浪人の経験は私にとって貴重なものであり、多くの学びと成長をもたらしてくれました。

たとえ目標が変わったとしても、その過程で得た経験は今後の人生に大きな影響を与えると感じています。

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